築160年の土蔵修理現場

伝統的建造物に指定されている築160年の土蔵修理現場では、屋根付きの足場が掛けられました。本現場は、3年掛かりで、調査しながら解体し修理工事を行っていくので、建物本来の屋根が無い状態が1年以上続きます。そんな屋根の無い状態でも建物を雨から守るために仮屋根を設けました。160年もの長い間、雨風に侵食された土塗り漆喰仕上げの壁は崩落し、下地の木舞竹が現れてしまい中の柱梁も腐朽したり蟻害に侵されている状態です。なるべくオリジナルの材料を活かし修理していく事が求められる為、日々修理方法を悩みながら現場監理を進めております。古い物を未来へ残して行く事は、とてもエネルギーが必要な事だと改めて気付かされている現場です。先人達の技術を勉強出来るすごい現場です!学んだ土壁、住宅でも使えたら素敵な空間になりますね。
土蔵:火災に備えて外壁を土で塗り硬め、漆喰などで仕上げた蔵。5.46m×3.64mで2階建て、切妻瓦葺きの屋根のものが多く現存している日本古来の倉庫。


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保健所の検査 『チンカラホイ』

居酒屋さん改修工事の現場では、本日無事に保健所の検査を合格と共に工事も完了いたしました。今月20日open予定のお店は何ともカワイイ店名『チンカラホイ』!お店のキャッチコピーは “酒ト肴、序デニ、ラムチョップ” …ついでにラムチョップっ!ラムチョップが美味いのか…?メニュー表の作成はまだのようで何が食べれるかは不明ですが、“ラムチョップ”は食べれそうです!今晩から店主さんopen準備、頑張ってください。20日のopen楽しみです。場所:宇都宮市本町 本町第2ビル1F


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三和土 視察

先日の日曜日は、息子が実家にお泊りにて、久しぶりに妻と2人の時間を過ごしました。朝食後、庭の草むしり→仕事→昼食。午後は、妻と益子をプラプラデート。デート中にギャラリーやカフェを併設する陶器店“もえぎ本店”に寄り“三和土(たたき)”空間を視察。只今設計中の施主様と先日の打合せにて、“三和土”もいいね!っとの事で、実際の空間を偵察に。アプローチから吹抜けの三和土空間、その奥に続く階段上の大きな窓から見える林など計画された素敵な空間に施工されていた派手ではないが、圧倒的素敵質感の三和土を偵察し感化を受けた日曜日でした。

三和土(たたき):古くから日本の住宅に用いられてきた土間の床に使われ、「敲き土(たたきつち)」の略で、赤土・砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗って敲き固めた素材。3種類の材料を混ぜ合わせることから「三和土」と書く。(インターネットより抜粋)


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