定例会議 house-KS


笠間市の住まいhouse-KS定例会議
昨日(4月4日)は、建具職人さんと現場にて外部・内部の造作木製サッシの打合せ。
木の枠とガラスと木製ドアで構成された幅2600×天井までの構造と独立した壁〈木製カーテンウォール〉を現場でどのように建て込むか…どんな方法が仕上がりが綺麗か!〇〇を何ミリにするか!などを打合せしました。
おそらく傍から見たら“どっちでもいいじゃん!”って事を深く打合せいたしました。
今回の建具職人さんは、私と同年代の方で、今回初めて仕事をさせていただくのですが、見積り段階の電話打合せをした時から何となく気にする所が似ている!話が通じる!と感じていた方でした。
話していて感覚の似ている職人さんは、こちらの意図を伝えるだけで、より良い方法を提案してくれ、より良い物が仕上がってきます。
出来た上がった物に綺麗なテクスチャーを張り付けるだけではなく、計画した意匠の中に“本当の美”は生まれるものですよね!
どんな木製カーテンウォールが出来るか楽しみです。
素敵な職人さんとの仕事は、己の向上心を高めてくれるもので、そんな方達と切磋琢磨し、より良い住まいを造っていけたら幸せです。楽しい定例会議でした。


design+inshulation+passive design
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腰葺きの和の住まい。減築!


 外観は一文字瓦と金属屋根で葺かれた腰葺き屋根が落着きのある綺麗な佇まい。一枚、玄関扉を開けると中庭を囲む明るい廊下が視界に広がるりっぱな和の住まいを減築いたします。
 子供達が社会に出て用途を失った部屋を解体し、夫婦2人が心地良く住まうためのリノベーションの案件。初の減築リノベーションです。
 減築…夫婦2人の住まい…とは言っても元々が大きな平屋の住まい、子供部屋を減築しても、まだ大きな二間続き客間が有る立派な住まい。
また中庭が有るような平面形状を持つ住まいは屋根が複雑っ!
超〜複雑っ!
この複雑な屋根をよくこんな綺麗な佇まいにしたものだと現調するたびに先人に関心しております。
 ただ…関心している場合では無く、減築しても素敵な佇まいにしなくてはならないという使命が私には有り、とても悩むところです。
 そんな大きな住まい、減築の他に御夫婦が長い時間過ごすLDKもリノベーションいたしますのでエリア断熱の提案もさせていただきます。先日、自立循環型住宅への設計ガイドライン〈改修版〉で学んだ区画熱損失係数Q*値が早速出番を迎えます!
間もなく着工!楽しみです。


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