江戸の町家を紹介

 週末は、栃木市重要伝統的建造物保存地区を舞台に開催されたイベント「クラモノ」に設計事務所や大工、研究者等の仲間達と結成した“かえもん暮らし発見会”で参加して参りました。
 参加内容は、来年度より2年計画で修理工事予定の江戸末期に建てられた町家を片付け、設え、修理後の賃貸希望者向けへの内覧会を目的に休憩所として一般公開してきました。
 本物件は、栃木市重要伝統的建造物保存地区のある嘉右衛門町メインストリート“例幣使街道”沿いに建つ築150年程の町家で、約6.5mのファサードから一歩入ると奥行き15m程の室内空間が広がり、その奥には通り沿いとは一転、静かな中庭を持つ東西に長いコートハウスです。
 私達“会”としては、この奥に広がる素敵な空間を改修後に店舗として利活用していただき、嘉右衛門町を一緒に盛り上げていただきたく考えています。
 江戸時代の建物を現代風に使い、“重要伝統的建造物保存地区”で商い!住まい!暮らして行く!って素敵で凄いことではないでしょうか。嘉右衛門町には今回内覧会を開催した本物件のような歴史的価値を持ちながらも活用されずに空き家になっている物件がたくさんあります。これからも空き物件を紹介
し活用方法の提案をしていきます。

“かえもん暮らし発見会”の内容は、嘉右衛門町地区でかもす、キュレーション情報サイト kaemos で時々UPしております。


design+inshulation+passive design
http:souemon.net

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