高根沢町の住まいhouse-Kの現場では、建物の正面に計画した庇が完成しました。
〈写真1枚目〉
通りより小道に入り、直線約50mに位置する本敷地の建物正面。通りからも目立つ正面は、表顔として計画された意匠としたい。構造を検討し、建物角に窓を設け、特徴的な薄い庇で化粧したシンプルな窓で、表顔を計画した。
完成後に見ると設計や製作段階の工夫や挑戦の形跡が消え、何でもないただシンプルな造形だけが残る…そんな工夫が好きで、そんな事を考え設計した庇です。
そんな庇が大工さん、板金屋さんの技術のお陰で完成。
〈写真2枚目〉
リビング南面に設けた大きなFIX窓にガラスが入りました。
見える景色は変わらないのに、ガラスを通して見える景色は開口時とは違う景色で、素敵な室内空間ができました。
建物外観を意匠する事の一つに“窓の計画”は大切な事です。表顔、裏顔を決め、無駄な窓を省き、その窓の役割を考え、メリハリよく配置する事で素敵な佇まいが計画できますね。
来月上旬に気密測定を行います。
結果はいかに!
design+inshulation+passive design
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