気密測定

R5.4.26(水)[雨]

今週、4.24(月)にhouse-TTTの気密測定を行いました。
結果は、0.3㎝2/㎡にて目標クリア。

前回、約一月前のhouse-SAの気密測定に続き、
レシート無しの新型測定器にて、モニターのみでの結果確認。
しかもグラフ画面の撮影忘れ…
グラフ画面には、”決定係数R2″も表示されていたのに
撮り忘れてしまった…

R2=0.998ぐらいだった記憶が…

新型器と読んでいるこの測定器は、
測定結果の改ざんができない事と
“決定係数R2″が表示されるようになったと
教えていただいた。

決定係数R2とは、0.98以上がOKで、
以下だと再測定をする必要がある数値で、
どのくらいその結果が正確な値かを表す数値だそうです。

“改ざん”できるかどうかは、
どうせ改ざんしないので気にしませんが…
決定係数は気になりますね。

今後、毎回この測定器になるとは限りませんが、
新型は良い機能が備わる物ですね。


[浴室からの景色]

素敵に完成しました。
お施主さんが、『佐藤さん是非一番風呂でっ!』って…
涙出ちゃいますよ…

Mさん!絶対に1番には入りませんが…
図々しくお言葉に甘えて、入らせていただきたいと思います。

7月完成。
7.22(土)・23(日)で完成見学会を予定、
入浴はできませんが、素敵な浴室を観に来てください。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

造作FIX

R5.4.24(月)[晴れ]

先週の現場、house-SA
南面テラスのガラスが綺麗に設置されました。

目の前が田んぼの現場。
間もなく田植え、
気温が上がりだしたこの季節、
水が引かれた田んぼって心地よいですよね。

リビングから見る四季折々の景色は、
日々の生活に彩りを与えてくれそうです。

今回の南面計画は、
冬〜初春の土埃を考え、可動部分が少ない方が良いと判断し、
引違いなどのスライド式の窓を採用せずに
大きなはめ殺しガラスを設けた。

通風と人の出入りは、横に設けた片開きドアからとし、
景色の取り込みと日射取得を良い感じに計画できました。

はめ殺しのガラスの良点は、
窓枠を省けるので、よりスッキリ造る事が出来る事、
また、開閉機能が無いため網戸の取付も不要で、
気密性能も向上します。

敷地状況や暮らし方を考え、適材適所の計画って有りますね。


[内部からの視線]
開閉は無いが、視線、景色は大開口になりました。


昼は、久しぶりに
麺栄 王様のラーメンへ。

いつもの”こってり辛ねぎ肉増し玉子”っ!
珍しい牛骨スープに

肉!肉!肉!
牛!牛!牛!

ちょっと甘めの牛骨スープに辛ネギが良く合います。
そして、これを食べるとお腹が空かない。
栄養価が高いからだと思うのですが、腹持ちがいいです。
晩飯になっても、なんだかお腹が減らない…

他には見ない”牛骨スープ”
ご興味ありましたら是非、王様のラーメンへ!
https://goo.gl/maps/uHi7U7DiEwX3bM5t6


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

先週の現場

R5.4.3(月)[晴れ]

先週の業務。

自然光の住まいhouse-SA
木工事が進み、天井と軒天の板張り完了しました。
板張りの内部天井から間接照明部の天井へ1段下がり、
軒天板張りへ続く納まりが綺麗に仕上がりました。

4月末で木工事完了予定、
棟梁Iさんもう少し宜しくお願いいたします。

[house-SA LDK]

減築の相談
子供が成長し、何年も使われる事がなくなった2階の減築。
それに加え、耐震補強と断熱改修を行い、
今の生活にあった快適と安心を備えるための相談。
“家族で過ごしたいろいろな想い出のつまった住まい”
という事を常に意識し、プランを提案したいと思う。

4.1(土)・2(日)
森を望む雨端の住まいhouse-TTT
土日の2日間、外壁と軒天に使う板を施主様御家族と塗装。
杉材に自然健康塗料リボス下塗りオイル[デュブノ]と
カラーステイン[タヤ]を塗装。
天気にも恵まれ、楽しい作業になりました。

[工務店作業場にて塗装]


[我が家、祭りの後…]
週末、息子の友達の誕生パーティーが我が家で開催されてました…
人がワイワイ集まり、家族が楽しそうで良かった。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

何を造っているのでしょうか?

R5.3.20(月)[晴れ]

house-TTTの現場
先日より工事が進んでいる小さいへ部屋が面白い。


↑↑↑
全面にベニヤが張られた部屋。
サウナ???
木の感じが素敵です。


↑↑↑
施工が進み、なにやらテカテカトゲトゲ!

テカテカの正体は、FRP防水。
トゲトゲの正体は、“とんぼ”。
部屋の正体は、浴室。

とんぼ=防水工事で、モルタルを塗るラスを止め付ける金具。

どんな浴室になるか楽しみです。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

窓の位置

R5.3.13(月)[雨]

先日、house-TTTの現場にて、
窓位置が計画通りで嬉しくなりました。

敷地北側に素敵な森のある本物件では、
生活のいろいろ場面を想定し、
窓に切り取られる“森”を考えた。

例えば…
ダイニングテーブル横の大きな窓からは、
ちょっと早く起きた休日の朝、
お気に入りの珈琲を落とし、
朝日が差し込む窓から森を望むのんびり時間…

家族が眠りについた頃、
家の照明を落とし、
薄明かりのフロアランプで一人時間…

とか…

浴室の窓からは、
鳥の声と朝風呂…
蜩(ひぐらし)の声とまだ明るい夕暮れ時に早風呂…
月明かりと静かな夜の入浴…

などなど…

慌ただしく流れていく日々の中、
ひととき、そんな時間が持てたら豊かですね。

↑↑↑
“ゆっくり”時間だけじゃない…
慌ただしいガチャガチャした時間も楽しいですよね。

今まで見たこともないほどの稲妻とか…
ゲリラ豪雨とか…
寝坊した朝とか…
怒ったり、泣いたり、喧嘩ししたり…

“窓”関係ないですね…
家族の時間だから、その時も後で思い出した時も楽しい。

こんな事を想像できる住まいに携われている事に感謝。
M様お声を掛けていただきありがとうござます。

完成までまだまだ…引き続き宜しくお願いいたします。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

気密測定 house-SA

R5.3.2(木)[曇り/風強め]

本日、house-SA気密測定

結果 0.3㎝2/m2
気密測定器が、レシートが出ないタイプとの事で、
後日、報告書はいただけるが、本日は写メのみ。

お約束の0.5㎝2/m2以下がクリアでき一安心。

現場監督のO氏
断熱施工のN氏
大工のI氏
ありがとうございました。

本来は、気密測定器の設置窓は、
窓の中で漏気の多い引違い戸を
目張りせず、正確な測定をしたい所でしたが、
このサッシ以外、小さいヨコスベリ窓しかなく、
設置不可との事で、やもう得ず設置。

YKK430(トリプルガラスのサッシ)なので、
それなりの気密性能と考えると、
測定値0.25㎝2/m2より漏気したとしても
0.3㎝2/m2で良しと考える。

上記のようなアクシデント???もあったが、
満足のいく結果になりました。

現場の皆さん引き続き宜しくお願いいたします。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

2188年まで残す…

R5.2.21(火)[晴れ]

今日は、伝建地区でのお仕事
安政5年2月13日建之、土蔵保存修理の現場。

平成29年に調査設計を行い、
平成30年に着工した保存修理工事が、
本年度工事(令和4年度)で一度完了する。

“一度”とは、令和3年に着工した直ぐ隣の土蔵と
下屋等で繋がる為、隣蔵の工事待ちで、
数年後に再び開始するまで、一時完了となるから。

工事用素屋根を含めた足場を解体し、本年度工事が完了する。
真っ白い漆喰壁が綺麗に仕上がりました。


[漆喰影盛と鬼瓦]


[観音開窓]


[鉢巻と水切り]


[簓子下見板張り]

安政5年(1858年)とは、今から165年前の江戸時代。
2023年から165年後は、2188年…
165年後まで残したい…
そんな思い出工事を進めて参りました。

なかなか関われないお仕事…ほんとありがたい…


意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

屋根工事 house-TTT

R5.2.17(金)[晴れ]

森を望む雨端の住いhouse-TTTでは、
屋根の板金工事が進んでおります。

屋根葺材:ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き

屋根形状が少々異型で施工が難儀との事。
板金屋のKさんいつもありがとうございます。


[玄関部分の寄棟屋根を下から見る]

通常寄棟屋根の隅木は、
90°を45°ずつに分けます。
今回、写真の屋根は、
120°を60°に分け、隅木を設置した屋根になります。

建物の佇まいをよりシンプルに見せようとした結果がこの屋根形状。
職人の皆様に一手間、二手間、三手間…掛けていただき現場が進んでおります。

感謝。


[軒先]

樋無し屋根の先端。
今回2棟目になるこの軒先形状は、意匠性も機能性も良いです。

毎回毎回試行錯誤…いろいろ考え、
多くの職人さんに手間を掛けていただき、
大切に住いを造っております。

M様
外壁板張りの塗料サンプルが届きました。
数日中にお届けしておきます。


意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

house-SA 気密工事

R5.2.14(火)[晴れ]

本日の現場監理は、気密工事が進行しているhouse-SAの現場。

ドイツの部品メーカーWURTH[ウルト]社製、気密シートと気密テープを使用し工事が進んでおります。

他の商品と比べるとお高いシートとテープですが、機能的には間違いない材料。
工事中の今しか出来ない大切な部分と考えると、譲るわけにはいかず選定してます。

住いづくりには、目に見える材料だけではなく、お金をかけても見えなくなってしまう材料がいっぱい有り、住いを造り上げて行きます。
長い年月、変わらない住環境を保つには大切な材料です。

気密シート:ウートップSDヴァリオツヴァイ
気密テープ:ユラソール


[2階の窓]

[壁 断熱材]
今回、壁の充填断熱材に採用したイゾベールコンフォート33
熱伝導率0.033W/m・k

世の中の省エネ意識が高まると、より良い商品へのニーズが増え、
各メーカー高性能商品の開発が進み、結果良い商品が作られます。
省エネ的には良い時代の波が来ているように思います。


[1階の屋根が低い部分]

外観のプロポーションを考えるとあまり高い佇まいにしたくない!
意匠的にどうしても攻めた高さになる事も有る。

気密シートが連続せず、気密の施工性から考えるとNGですが、佇まいを考えると譲れない時も有る。
それを承知の上で設計する事もたまに有る…

たまに…

そんな時に苦労するのは、施工してくださる職人さん。
今回も断熱工事のNさんとSさんにお手間を掛けていただき完璧に仕上げていただきました。

いつもありがとうございます。
そしてごめんなさい。

この後、シートジョイント部分を押さえつけながら天井下地を作ります。


[南面外観]


[外壁のサンプル]
何枚かサンプルをつくっていただき、実際の現場にて、
施主様と相談し決定しました。

仕上りが楽しみです。


意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

断熱工事開始

R5.1.30(月)[晴れ]

本日より本格的に断熱工事が始まりましたhouse-SA。
断熱施工は、いつも頼りのN氏!
今物件も宜しくお願いします。

今回の屋根断熱方法は、コストを考えながら防風層をいかに確保するかを考え、いつもとちょっと違った試みをしております。
他の方じゃ多分無理、N氏施工だから試した方法で、
精度と結果は心配しておりませんが、
手間が省けるか否かちょっと心配。

面倒お掛けしますが宜しくお願いします。


[2階の窓]
防露壁を造る為、サッシ取付前に気密シートを先張り。


[造作キッチン用墨出し]
現場監督のO氏が床下地コンパネに造作キッチンの位置を出してくれました。
この位置を目安に電気の配線や排水給水管施工します。


別件レポート

先日の10年に1度の大寒波の日(何日??)

我が家のリビング自然室温。
夜、暖房を消して就寝し、朝の室温。
外気温-4℃で室温18.2℃

私の体感は、“暖かくはないが、寒くない”でした。
足りません…是非もっと断熱性能を上げましょう。



意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net