断熱工事開始

R5.1.30(月)[晴れ]

本日より本格的に断熱工事が始まりましたhouse-SA。
断熱施工は、いつも頼りのN氏!
今物件も宜しくお願いします。

今回の屋根断熱方法は、コストを考えながら防風層をいかに確保するかを考え、いつもとちょっと違った試みをしております。
他の方じゃ多分無理、N氏施工だから試した方法で、
精度と結果は心配しておりませんが、
手間が省けるか否かちょっと心配。

面倒お掛けしますが宜しくお願いします。


[2階の窓]
防露壁を造る為、サッシ取付前に気密シートを先張り。


[造作キッチン用墨出し]
現場監督のO氏が床下地コンパネに造作キッチンの位置を出してくれました。
この位置を目安に電気の配線や排水給水管施工します。


別件レポート

先日の10年に1度の大寒波の日(何日??)

我が家のリビング自然室温。
夜、暖房を消して就寝し、朝の室温。
外気温-4℃で室温18.2℃

私の体感は、“暖かくはないが、寒くない”でした。
足りません…是非もっと断熱性能を上げましょう。



意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

どちらの現場も先張りシート

R5.1.17(火)[晴れ]

昨年末に上棟した”田園に建つ自然光の住いhouse-SA”と
本年に上棟した”森を望む雨端住いhouse-TTT”は、
先に上棟したhouse-SAが一歩先ですが、ほぼほぼ同じ工程で
現場が進み耐力壁の施工が行われています。

当事務所では、毎回耐力壁を以下のように考えております。
外周部の耐力壁は、断熱材の欠損をなるべく少なくするよう耐力面材を施工し、土台まで耐力面材を張り下げる事に一手間掛かる内壁は、耐力面材ではなく、筋交いにて耐力壁を施工するように考えてます。

内部の筋交い施工前に大切な一手間が有り、外周壁に直行して筋交いの取り付く壁には、細くカットした調湿可変気密シートを先張りしておきます。
この先張りシートを施工する事で、後に施工する気密シートを連続させ、
効率良く精度を上げる事ができます。

大切な一手間ですね。


[先張りシート]

house-SA、house-TTTどちらの現場も“先張りシート”が綺麗に施工されてました。


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エアコンの最適効率

R5.1.13(金)[晴れ]

本日、13日の金曜日は、上棟して間もないhouse-TTTへ
最適なエアコンの設置位置と最適効率の再確認に
エアコンに詳しい温熱仲間S氏と現場確認。

恥ずかしながら、今の私に不足しているエアコンの知識…
最大能力は…
消費電力は…
負荷率は…
今は、S氏の力をお借りし、より良い選択をする!

暖房時、冷房時、それぞれエアコンに効率良く働いていただく為、
現場で空間ボリュームを確認し空気の流れを想定し、再検討。
ロジカルに判断できれば良いのですが、泥臭く現場検討…
より良い選択が出来そうな現場確認になりました。

得意分野のコラボは、とても良い事。
不足部分を高いレベルでコラボ出来れば、より良い物が完成する。
お互いの高い部分に敬意を持ち尊重し、より高品質を提供する。
今どきの、これからの物造りの形ではないだろうか。

S氏の経験からの考えは、学びが多く楽しかった。
そして、時折忘れそうになる”快適”は勿論だが、その手段が”省エネ”でなくては意味がない事も再認識した13日の金曜日。

S氏
本日はありがとうございました。
エアコンの知識も含め、より学びの年にします。


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祝上棟 house-TTT

R5.1.10(火)[晴れ]

本日は、森を望む雨端の住いhouse-TTTの棟上げを行いました。

天気に恵まれるも、最高気温6℃の寒い一日、かつ一日を通し強い風の中、
荷揚げ中に時折吹く突風に梁材が、グルングルンに煽られ、敷地裏の畑に竜巻が発生したりと、ヒヤッとする場面もありましたが、怪我無く無事組み上げていただいた大工さん、監督さん、クレーンオペレターさんありがとうございました。

感謝です。

敷地北東側に広がる素敵な森を住まいに取り込むべく、森に向かい配置した住いは、計画通りの”森を望む”窓、道路からの視線回避、ファサードフォルム、意匠面では大変満足な形が確認できました。
“雨端”を楽しむ下屋形状が少々複雑で苦労したようです。
大工のK氏、お手間お掛けしますが宜しくお願いいたします。

“複雑な下屋形状”は、変わった事がしたかった訳ではなく、その逆でシンプルに見せる為に考えた解。
作図も手間を掛けた部分、それを実際に造るのは一苦労な事もわかってます…
わかってますが、意匠的にはそれも必要な事。

出来上がると素敵に見えますが、きっと苦労は見えない事でしょう。
それでも必要だから手間を掛けていただく。
これまた大工のK氏宜しくお願いします。

シンプルに見せるように、図面上の線を1本消す為の納まりって大変なんですよね。
そんなチマチマした事が、意匠には大切な事の一つと考え、これからもチマチマ考えたいと思います。

性能面では、いつも通りの考えに従い難しい事や設備に頼らず、純粋に箱の性能をシンプルに上げます。それが長期に渡り変わらない住いの”解”と、考えています。

house-TTT
耐震等級3
UA値 0.31W/(㎡・K)
C値目標 0.5㎝2/㎡以下(しっかり監理します)

完成は初夏の頃、楽しみです。

M様
上棟おめでとうございます。
お弁当美味しくて、”特盛”全員残さずいただきました。
ありがとうございました。

いっぱい現場に遊びにいらしてくださいね。
引き続き宜しくお願いいたします。


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