瓦屋根が葺き終わらりました。

大規模リノベーション物件houseWT-R

写真1枚目
瓦屋根が葺き終わりました。
大好きな一文字瓦の屋根です。
“一文字瓦”和瓦の一番先端部分である軒先に使う瓦の種類で、一般的に使われる和瓦(万十軒瓦)とは違い、先端に丸い飾り部分が無く、軒先ラインが一直線に並び、薄く美しく見える瓦です。
タガネと呼ばれる道具を使い瓦を削り合せていく一手間必要な瓦なんですね。

写真2枚目
塗り壁下地材(ラスカット)と屋根垂木との間に壁内の通気を確保する為に通気見切りを設置します。
現在の住まいは、昔の住まいとは違い断熱材が施工されかつ隙間の少ない造りになっているので、外壁内に室内の水蒸気が侵入し壁内部で結露を発生させる危険性があります。その壁内部結露対策として、室内側に防湿層を設け、壁内への水蒸気の侵入を防ぎ、かつ断熱材の外側には通気層を設け、水蒸気が侵入したとしても通気層を通り水蒸気を逃がすような壁構成にし結露対策を行います。
この壁内部結露は、断熱性能を上げれば上げるほど危険性を増すので、しっかりとした対策をしなければなりません。とても重要な事です!
通気見切はいつものJOTO通気見切りスリムタイプ。

写真3枚目
趣味の蕎麦打ち部屋。
そば打ち台の正面には大きな窓を設け、庭を眺めながら蕎麦打ちです!


design+inshulation+passive design
http:souemon.net

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