目的があって所属

R6.6.15(土)[晴れ]

今日も暑いです。
昨日も暑い一日でしたね…

夏!大好きです。
まだ始めてないですが、
昔やっていたサーフィンに再熱…の今日このごろ


昨日(14日)、ガレージの在る進む住まい house-KHの
長期優良住宅認定申請が完了しました。
来週より着工いたします。


[提出した長期優良住宅の申請書 1部]

計算書や図面を綴じた厚み約6㎝(概ね600枚)の申請書を2部提出し、
長期使用構造に適合しているか否かの審査を受け、
適合証を発行していただきます。

約6㎝のざっくり内訳は、
8割が構造計算書、
他1割が省エネ関係の計算書とその資料、
他1割が図面と書類ですね。

審査は、民間検査機関に依頼しているのですが、
この約600枚の申請書類に目を通す審査機関も大変なことと思います。
当然、当事務所分だけでなく他の業者分の申請書類も有るわけで、
それに目を通し審査するのだから大変ですよね。

いつもお願いしている民間審査機関の総研さんは、
どの担当者さんも丁寧かつ迅速に対応いただけるので
助かっております。

そんなこんなで…予定通り着工する事ができることに感謝。

申請完了を待ち、
現場では、車の乗入れを考慮し砂利敷きを行いました。

いよいよ着工。

K様
これからも長いお付き合いよろしくお願いいたします。


その他
今週は所属団体の総会が2つ

1つ目は、特定非営利法人とちぎ蔵の街職人塾
2つ目は、一般社団法人栃木県建築士会

[2つの総会に出席]

私は、2つの団体にそれぞれの理由が有り所属しています。


1つ目の
特定非営利法人とちぎ蔵の街職人塾(以下“職人塾”)に
所属する理由は、
技術と知識の研鑽と官とのタイアップです。

職人塾の在る栃木市には、
“重要伝統的建造物群保存地区”(以下“伝建地区”)が
あり歴史的価値ある建物が多く残り、
それを維持してきた職人さんの
技術と知識も多く残っています。

その技術と知識を受け継ぎ、研鑽して行くことは、
その地域の建築士としての役割と考えれば当然の事で、
私の場合、職人塾に所属するのが最良です。

他、官とのタイアップとは、
栃木市は、本当に“官”が“民”に近い。

我々職人塾と市役所との関係は、
お互いを尊重し補って
お互いが出来る事をお互いの立場で
双方が相談しながら進めて行ける関係に有ります。
決して癒着や談合は一切無く、
健全な関係が自然に出来ています。

地域の建築士として私がやりたい事は、
技術と知識を学び、古き良き建物を再生させ、
それを新たな活用方法で利活用させたい。

例えば…
江戸時代の土蔵で美術館…
明治期の町家で宿泊施設…
大正期の大谷石で出来た石蔵のコンサートホール…

そんな場所が在る歴史的街並みって
素敵じゃないですか。

そこに現代の技術も取り入れたいですね。
明治期の町家だけど断熱等級7とかね…

側は古いけど、中身は最先端…みたいなっ!

古い建物は素敵だけど、暑い寒い…
なんて事が無いように出来たら
職能を生かした社会貢献になりますね。

そんな事を叶えるには、やはり官も必要で、
補助金や絶対的信用、街の情報、
地域に合った特有の条例整備など
官に必要な事、官にしか出来ない事がたくさん有ります。

お互いの役割…
お互いの出来ること…
プロとプロの相乗効果…
今の栃木市はそれが上手く整っているように思い
そこに自然と関われる職人塾に所属してます。

何より、所属していて楽しい団体です。


2つ目の
一般社団法人栃木県建築士会(建築士会)に
所属する理由は、
建築士としての社会貢献…かな

建築士の地位向上や周知活動、
未来の建築士育成など、
これまた地域建築士の役目でしょうか。

まったく仕事には繋がる団体ではありませんが、
役割や役目と思い所属し関わっております。

人との繋がりや、刺激など楽しい集まりです。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net