2188年まで残す…

R5.2.21(火)[晴れ]

今日は、伝建地区でのお仕事
安政5年2月13日建之、土蔵保存修理の現場。

平成29年に調査設計を行い、
平成30年に着工した保存修理工事が、
本年度工事(令和4年度)で一度完了する。

“一度”とは、令和3年に着工した直ぐ隣の土蔵と
下屋等で繋がる為、隣蔵の工事待ちで、
数年後に再び開始するまで、一時完了となるから。

工事用素屋根を含めた足場を解体し、本年度工事が完了する。
真っ白い漆喰壁が綺麗に仕上がりました。


[漆喰影盛と鬼瓦]


[観音開窓]


[鉢巻と水切り]


[簓子下見板張り]

安政5年(1858年)とは、今から165年前の江戸時代。
2023年から165年後は、2188年…
165年後まで残したい…
そんな思い出工事を進めて参りました。

なかなか関われないお仕事…ほんとありがたい…


意匠と性能の両立した住い…
創右衛門一級建築士事務所
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