R7.2.10(月)[晴れ]
昨日9日(日)は昨年より仰せつかった大役
“栃木市文化財保存活用地域計画協議会委員”として
2回目となる協議会に出席して参りました。
大学教授を初めとした学識経験者などの
15人の委員で組織され
栃木市の誇りある歴史的文化や風情、
たたづまいなどの文化財を
守り、活かし、伝える体制の構築を図り
文化財の継承に繋げていく事を
目的とした協議会…
とても重要な役割を引受させていただいております。
私の立場としては“建造物の保存”という分野で
伝統的建造物の保存修理に携わっている事から
声を掛けていただきました。
建物の保存も勿論大切で私の得意とするところですが、
協議会の目的の中にある“活かし”と言うワードも
私の業務の得意とする所と捉えています。
遠くの未来まで“継承”し続けて行く為には
その時代にあった活かし方(活用方法)が重要で
それは建物のコンバージョンのような
時代にあった用途に変更をするという
設計事務所のスキルが活かされる部分ではないかと
思うからです。
文化財も何か楽しく無理のない方法で
継承していけるといいですね。
っと思う反面、未来の負担になるような物は
無理に残す必要も無いかとも思ってます。
そんな視点も懐に持って
委員としての勤めを果たそうと思います。
こんな事いってたら怒られちゃいますかね…
でも、きっとこの先の未来はとてつもないスピードで
私が思い描く事のできない
とんでもない変化をしていくのだと思っているものですから…
とんでもない変化…楽しい方ですよ!
続きまして身近な未来の大切な住まいの現場報告です。
宇都宮市の住まいhouse-KHでは
本日10日(月)玄関内部土間及び玄関ポーチの
コンクリートを打設しました。

道路が狭く奥まった敷地では小型のミキサー車でコンクリートを運搬します。
実は割高!
今回のように玄関ポーチだけの打設でしたら関係の無い話しですが、
基礎工事のように1日に多くのコンクリートを打設する時は高くつきます。
普通は4台のミキサー車で済むころ、小型車だと7台必要になるので
その分高くなる。
道路が狭いと他に割高になる工程は多々…
だけど、そんな事で他の敷地を選択する事にはまずならず、
仕方のない事ですが割高になるんですね


何だ?
何か未来っぽい?
角が丸い廊下は未来っぽい…?
…違うな〜列車の中か…
他に内部では塗装工事が進んでおります。

トイレ廻りの板壁がいい感じの色になりました。
杉板押縁張り
リボス/カルデット/オーク
open houseの案内
4月5日・6日で上記紹介の宇都宮市の住まいhouse-KHの
open houseを開催いたします。
住宅街に建つインナーガレージのある平屋の住まい
Ua値0.27W/㎡K
C値0.2㎝2/m2
耐震等級3
“意匠と性能の両立した住まい”を是非観にいらしてください。
詳しくは、後日こちらのblogにて告知させていただきます。
意匠と性能の両立した住まい
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net