R611.19(火)[晴れ]
本年9月より学びに通いだした“住宅空調設計講座”が楽しい今日此頃。
楽しいと言っても…授業内容が非常に難しく、復習しなければ理解できない事ばかり、その“理解できない事ばかり”が楽しく、久しぶりに“学ぶ”幸せを実感してます。
この住宅空調設計講座では、高気密高断熱住宅に欠かせない住宅空調について顕熱、潜熱、エアコンの仕組み、空調負荷、熱交換換気、空気の流れ、色々な空調設備の実測、等々、様々な事を学び、適切な空調設備の選定を行うことが可能になります。
しっかり学び身につければ…ですが
っと書くと、おいおい住宅設計の実務者が今頃空調の勉強か…っと思いますよね。そうなんですお恥ずかしい話ですが今頃勉強なんです。ただ私だけではなく日本の住宅業界、顕熱や潜熱なんて言葉すら知らずに空調設計をしている人が殆どで、多くの方が学んでいないのが現実です。空調のことなんてこれっぽちも知らずにエアコンの選定をしているのが日本の住宅業界なんですね。勉強してない私が言うことではありませんが…
非常に難しい学びですがこれからしっかり学び習得し、より良い住環境の設計を可能にしていこうと思います。
概ね2週間おきの授業ですが、毎回宿題が出ます…毎朝復習やら宿題やら…
この歳で誰かに“宿題”を出してもらえるとは…思わなかったです。
house-KHの現場
屋根の吹き込み断熱材が施工され、先日土曜日より天井の気密シートの施工が始まりました。
気密シート:WURTH(ウルト)社製、調湿可変気密シート/ウートップSDヴァリオツヴァイ
手慣れの大工さんでも、束部分の施工には手間が掛かるようで、過去何棟もの物件で試行錯誤を繰り返し今の手順に辿り着いたようです。実際に施工する方が丁寧に気を遣っていただかないと台無しな気密施工はやはり慣れている方が安心です。
大工のAさん、Oさんいつもありがとうございます。気密測定が楽しみです。
外部では外壁の施工が進んでおリます。
軒天:スリット加工杉板/ノンロット塗装仕上げ
杉板の施工が完了し、この後塗装材(ノンロット)にて着色を行います。
現場体感見学会…
寒くなってきたこの季節、断熱材が施行され、気密シートが張られただけで外気との気温差を大きく感じる事ができます。間も無く断熱気密の施工が完了しますので、気密施工後の現場体感見学会をしてみようかな…っと検討中。
興味あるものでしょうか?
施工途中の現場って観て楽しいものでしょうか?
こちら側の“安心してください…何も隠す事はありません”的なパフォーマンスのようにも感じるな…とか
いろいろ思う事はありますが、現場と相談し検討してみますので御興味ありましたら遊びにいらしてください。詳細は後ほど記載します。
M様、U様、K様、後日声かけさせていただきますので是非いらしてください。
意匠と性能の両立した住まい
創右衛門一級建築士事務所
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