気密測定

12月27日(水)[晴れ]

無断熱だった減築リノベーションの住まい
house-SK-Rでは、本日気密測定を行いました。

結果は目標達成の0.5㎝2/m2

築45年、無断熱だった住まいの改修工事で
良い結果を出していくれた大工さんに感謝です。
Kさんいつもありがとうございます。

施主のSさん御家族、絶対に良い住心地になりましたよ!
引っ越しを楽しみにしてください。


意匠と性能の両立した住まい
創右衛門一級建築士事務所
http://souemon.net

 

天井断熱材ブローイング工法とイベント案内

R5.11.30(木)[晴れ]

減築リノベーションの現場 house-SK-R

無断熱だった築45年の住まいを
2階を撤去する減築工事、耐震改修、断熱改修を行っております。

耐震改修の際に断熱改修を行う事は、
解体工事の合理性からもとても理にかなっている。
それでも、どこまで解体するかは
工事費用や工期に返ってくるので頭が痛い…

そんなこんなを考えながら今回は、
天井の断熱材にグラスウールのブローイング工法を採用。
工期短縮ができる上に気密性能を含む施工精度が向上する
ブローイング工法は良い選択となりました。


〈天井断熱材吹き込み状況〉
良い環境の新しい生活に喜んでいただける事間違いなし!


〈南面に大きく設けた造作FIX窓と樹脂のテラス戸〉
採光を考慮しつつ意匠性も大切に…必要な事ですね。
テラス屋根を設けて日射遮蔽対策を行います。

S様もう暫く楽しみにお待ち下さい。


今週12月3日(日)は『ハピケン展 Winter』
“自然と家具とワインを。亀田屋”にて開催。

今回は、ゲストスピーカーに全国で子育て講演会や講座を開催している
粂井優子さんをお招きし、
“「住まい」と「暮らし」のエンリッチメント”をテーマに
セミナーとワークショップを通して、
我々設計側とお施主様のエンリッチメントをお伝えしたと思います。

エンリッチメント = 相乗効果

粂井優子さんの著書
「見えない学力が身につく 勉強よりお手伝い」を読んだ個人的感想は、
もっと早く読めばよかったっ! です。
子育て中の方も、住まいづくりをお考えの方も
是非聞いていただきたい内容です。

“住まい”って結局 “物” でしかないな…
家族が毎日毎日生活する箱は、“幸せ” にはとても大切で重要な要素ですが、
住まい(箱)だけでは幸せにならない…そんな事も想います。

ハピケン展 Winter 2023
「住まい」と「暮らし」のエンリッチメント
https://hapi-ken.com/hapi-ken2023_winter


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
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減築 雨に降られず屋根完了

R5.10.2(月)[晴れ]

減築リノベーションの現場 house-SK-R

天気に恵まれ、2階部分解体が完了。
既存1階屋根を全て残し、2階部分を撤去 →
2階があった所に新規の屋根を造り →
ルーフィング(屋根の防水シート)を敷き屋根下地完了。

雨に降られずに新しい屋根を造ることが出来るか否か…
現場の段取りの良さが光る完璧な工程で、
減築現場の最大の難所をクリアする事ができました。

これで一先ず一安心…
いつだって完璧な大工のK氏、今回もありがとうございます。


[平屋となった減築後の佇まい]
低い佇まいが素敵です…


[減築前の佇まい]

今回の減築計画では、解体処分をなるべく抑え、予算削減を試みた。
解体をしてしまえば、造る事は容易になりますが、
そこを何とか既存部分を残し、新増部分とうまく繋げる努力をします。

厚みを合せる部材や手間が増えたりするのかもしれません…
壊してしまった方が手っ取り早いかもしれません…
でも今回はこの方法でやってみます。


[屋根部分]
既存2階床や既存屋根を残します…
その分、厚み調整材とその手間が増えました…

既存2階床は、しっかり造られていたので、
残す事で水平剛性が確保され、ゴミも減る良点もありますね。

初の減築物件…
減築は、建築費の高騰や人口減少などの時代背景を考えると、
今後の改修工事には必要な工事になるかもしれませんね。
今回で経験値を1つ積む事ができました。

まだ終わってませんが、後はいつもの耐震改修と断熱改修です!


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
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減築改修工事着工

R5.9.15(金)[曇り/雨]

今週13日(水)より減築改修工事の現場
house-SK-Rが着工いたしました。

築45年の木造2階建て、無断熱の住まいを
いつもの耐震改修+断熱改修に加え、減築を行います。

こんな住まいって多くないですか?
↓↓↓
以前は、家族みんなで暮らしていた丁度良い大きさの住まいが、
子供達が巣立ち使わなくなった2階部分が不要になる…
時と共に建物は経年変化が進行し、
建物維持の為に使わない2階部分も含めた修繕工事を行う。

日々の生活も使わない2階に暖気が逃げたり…熱気がこもったり…
必要無い部分を含む余計な修繕費を払い…建物を維持していく
↑↑↑
今後益々増えるこんな悩みを持つ住まいって少なくないのでは。

でも、建築当時は、その世の中にあった考え方で、
多く流通していた材料で建ったわけで、
その住まいは、そこで暮らす家族のいろいろな思い出がつまった
素敵な住まいなんですよね。

子供が生まれて幸せすぎちゃった頃…
あぁ〜うるさいっ!やんちゃな頃…
口もきかないお年頃…
受験勉強…

子供の事だけじゃなく色々ありますよね…
誕生日…
出世したり…
泣いたり笑ったり…

いろ〜んな思い出の詰まった大切な家なんですよね。

だけど、性能や機能は、その建築当時仕様で
現代にはちょっとキツイ…

大きさもそう、今は大きい…
必要無い部分は減築し、
必要な部分だけを現代仕様に直すことができたなら、
思い出の詰まった家に快適に住まうことが出来るはず。

これからの改修工事は、耐震改修+断熱改修に加え、
必要な大きさにリサイズする減築も
長く快適に住まうには必要になってきますね。

初減築、不要な2階部分を撤去します。

S様、思い出の詰まった大切な住まいを
現代仕様の快適住まいにしますので
楽しみにしてください。


意匠と性能の両立した住まい…
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