鶴田町650万円〈模型〉 

 明日から13日まので3日間『ハピケンモデルハウス 1年後の見学会』を開催いたします。
 イベント内企画 “狭小地・変形地EXPO” も同時開催いたします。
“どこかクセのある敷地を安価に購入し、その分アイディアと拘りの詰まった住まいで豊かに丁寧に暮らして見ませんか”っと言うことでハピケンメンバーが宇都宮市近隣の人気エリアよりクセのある7つの敷地に提案プランを作成しました。

 私、担当は鶴田町650万円。架空の4人家族(父、母、長女、長男)を想定したプランを造りました。36坪敷地は、クランク形状の6m道路が接道する角地。第二種低層住居地域にて建築可能な延べ面積が72.69㎡/22坪と面積的制限のある敷地です。周辺環境の読み解きより2階リビングが良いと判断しプランを作成してみました。
設計コンセプトやプランの事など詳しくは会場にてお話出来ればと思います。
 私は明日11日(土)・12日(日)当番にて常駐しておりますので、気になりましたら遊びにいらしてください。


モデルハウス1st Anniversary OPEN HOUSE~1年後の見学会
日時:11日(土)〜13日(月) 10:00〜17:00
場所:ハピケンモデルハウス
   宇都宮市越戸郵便局近く
 ※カーナビ設定は越戸郵便局と入力してください。
問合せ:君島建築有限会社
    TEL 028-661-0502


design+inshulation+passive design
http:souemon.net

鶴田町650万円

人気の鶴田町で土地をお探しの方いらっしゃいますか?

宇都宮富士見小学校・宇都宮市宮の原中学校エリアにて、2面道路の敷地が650万円(敷地価格)にて御用意できました。かなりのお買い得物件です。
なんでこの立地でこの価格?

理由は36.5坪の狭小地。

敷地の大きさだけを聴くとそんな敷地に住まいが建つの?
駐車場は?
何て思いますよね!

そんなイメージの敷地に設計事務所ならではのアイデアで4人家族を想定した住まいを設計してみました。駐車場も2台分確保!

設計事務所の考える住まいって高いイメージありませんか?
はいっ!安くはないです。

高くは無いですが、安くはないと言いった方が正解ですね。
理由は、造付けの家具があったり、自然素材などの材料に拘ったり、住まいの性能を高めたりと安価では無い選択をし、かつ施主様の拘りを詰め込んだ住まいを造るにはどうしても安価にはすみません。
そんな拘りを詰め込んだ住まいで毎日を丁寧に暮らしてみませんか…

そこで一つ提案。
ハウスメーカーや一般的に好まれる敷地は人気が有り値段も高価です。
一方、一般的に好まれない土地は安価っ!
例えば変形地、狭小地、道路付けが良くない土地、ビルに囲まれ採光が得づらい土地などあまり好まれない土地は安価に購入することができます。

そんな好条件ではない敷地でも設計のアイデアで快適に豊かに暮らす住まいを設計することができます。

どこかクセのある敷地を安価に購入し、その分アイデアと拘りの詰まった設計事務所が考える住まいで豊かに丁寧に暮らしてみませんか。

設計事務所仲間とのグループ“ハピケン”にて来年1月11日・12日・13日の3日間開催されるイベントにて『狭小地・変形地EXPO』を行います。
宇都宮市の実際に販売している狭小地・変形地に7人の設計士が設計した7つの敷地プランを紹介します。

私の設計した鶴田町の他、6個の宇都宮市で人気エリアを御用意しました。

“敷地を安価に購入し価値有る住まいに豊かに暮らす”
御興味ありましたら遊びにいらしてください。



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ラスモルタル下塗り

 宇都宮市の住まいhouse-MHでは外壁〈ラスモルタル下地/ジョリパット吹付け仕上〉の下塗り作業が完了。十分に乾燥させるため数週間の養生期間をおき、上塗り作業を行います。この養生期間が仕上がり後のひび割れ等にとても重要な工程になります。
 板張り部分はレッドシダー/オスモ外装用クリア仕上
 2枚目写真〈2階リビング〉
勾配天井に杉材(無節)/プラネットカラーが施工完了。無塗装梁も着色予定。
敷地周辺環境より景観の良い方向を読み取り“一番良い場所”に大きな掃き出し窓を配置。その大きな窓に向って天井と壁を絞る事で気持ちの良い景色だけを生活に取入れる計画としました。


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初めての材料

 リノベーション物件house-WT-Rではリビングの壁と天井が桧材で綺麗に仕上がりました。
 当事務所の現場では、通常床仕上げ材を施工し、巾木を取付、壁を施工する工程ですが、今回の現場は施主様が住みながらの改修工事にて、部分的に撤去→施工→養生の工程を小さいエリアに分け進める段取りにしたため通常工程とはちと違う段取りです。壁天井が仕上った昨日から床貼り開始。
 床下地は床暖房用の温水配管が埋設してあるコンクリート。コンクリート直張り床暖房用無垢材を施工。勿論、合板は嫌なので無垢材。今回は“桜”の木を選定してみました。
大工さんが一枚一枚癖を取り張って行くのは通常と変わらないのですが、今回はコンクリート直張りと言う事で、無垢材を専用剤で接着貼りして行きます。大工さんも初めての施工の方法にて勝手を掴むまで苦労している様子でした。
無垢材でも接着貼り材が有ることを初めて知りました。


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おかしのまち2019


 昨日は、建築士仲間と佐野短大栄養フィールドの学生さん達とのコラボ企画『おか
しのまちin佐野日本大学短期大学』を開催。
今回で5年目となる企画は、子供達に“美味しく!楽しく!建築を学ぼう!”をコンセプトにお菓子の家を設計→建築確認申請→監理→完了検査っといった設計事務所の業務を体験してもらいました。
16区画の敷地販売でしたが、夏に告知し10月には完売の大人気企画。既に来年の予約もいただきました。
おかしの家建築工程は、設計後、確認申請書を提出→生地をコネコネ→クッキー屋根、壁を焼き上げ→チョコやアイシングにて外部装飾→組立て→外構工事です。
思い思いのお菓子の家を建築し最後は全員で街に配置し“おかしのまち”完成。
真剣に建築する親子!お父さんお母さんの方が真剣な所もあったり…装飾に使用した市販のお菓子を上手に使う子供達のひらめきにビックリたりの楽しい時間でした。
この中から将来の建築家が生まれるに違いありません!
来年の申込みもお待ちしております。


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設計事務所のG2

久しぶりに性能のお話。
計画進行中の物件は、“設計事務所の考えるG2”っと言うことで、“意匠と性能の両立”の“性能”の部分をしっかり数値化する事を目指しました。
目指した性能は、HEAT20(一つの断熱指標)のG2グレード。
エネルギーパス(計算ツール)で計算し、UA値0.31、Q値1.32となり今回の目的は達成。
G2と言う一つの指標内数値はクリアしましたが、数値をクリアできれば快適な生活が得られる訳では無く、日射取得や遮蔽を上手に調整し、燃費の事も考え無ければ“快適な住まい”にはなりません。
今回の計算結果は、数値はクリアしたものの少々調整したい部分が出てきた結果となりました。もっと良い住まいが出来そうです!
…がっ!
建築費がちょっと可愛く無いっ!この辺も何か考えたい所です…


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桧材


大規模リノベーション物件house-WT-R

内部の勾配天井に桧が施工されました。吹抜け勾配天井→一部壁→キッチンの平らな天井→キッチン壁へと目地を通した無節桧板張り仕上。一手間掛かる仕上げになりますね。
写真1枚目は薪ストーブ設置部分。
桧の天井と欄間のガラス、耐火レンガが良いバランスで施工中。

外壁は、桧板の羽目板押し縁張り仕上。羽目板がステンレスビスで施工終了し、押し縁取付待ち。柱、梁の大断面構造部材と桧の羽目板が綺麗です。


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表の顔

宇都宮市の住まいhouse-MH
写真1枚目
ファサード(建物の正面)。
建物には表顔と裏顔がある。道路状況や周辺環境により幾つの面が表顔になるかは異なるが、必ず表顔がある。表顔は住まい手も、他人もその場所を通るすべての人が目にするその住まいの印象を付け、意匠を評価する重要な面になる。
表顔には、適度なボリュームと装飾を削ぎ落とした引き算の建築が良い表顔を造ります。余計な窓も付かないようプランの段階から計画します。極端に窓の少ないファサードにもならないようにも気を付けたい所です。
ボリュームを抑え、2階リビングからの景観を考え計画した表顔は、壁を振って、屋根を捻った形状でまとまりました。ん〜素敵な表顔です。

写真2枚目
捻った屋根。


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調査と基礎工事完了

 本日は、監理物件の基礎工事完了の確認と新物件の調査の為に栃木市伝統的建造物保存地区“嘉右衛門町”へ行って参りました。

写真2枚目
昨年度より4年計画で着工しました江戸時代の土蔵は基礎工事が完了しました。R2年始上棟に向けの準備完了です。
 
写真1枚目
新物件の調査。
やはり江戸時代の建物で、現況の破損状況を確認記録することは勿論ですが、創建より150年以上の歴史の中でどのように改修が行われ、時代背景と共に間取り等が変わって来たのか調査します。文献、聞き取り、建物や敷地の痕跡調査を元に創建当時の建物を読み取り修理設計をして行きます。もしかして現存している建物とは全然違うなんて事も…長い現場のスタートです。


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瓦屋根が葺き終わらりました。

大規模リノベーション物件houseWT-R

写真1枚目
瓦屋根が葺き終わりました。
大好きな一文字瓦の屋根です。
“一文字瓦”和瓦の一番先端部分である軒先に使う瓦の種類で、一般的に使われる和瓦(万十軒瓦)とは違い、先端に丸い飾り部分が無く、軒先ラインが一直線に並び、薄く美しく見える瓦です。
タガネと呼ばれる道具を使い瓦を削り合せていく一手間必要な瓦なんですね。

写真2枚目
塗り壁下地材(ラスカット)と屋根垂木との間に壁内の通気を確保する為に通気見切りを設置します。
現在の住まいは、昔の住まいとは違い断熱材が施工されかつ隙間の少ない造りになっているので、外壁内に室内の水蒸気が侵入し壁内部で結露を発生させる危険性があります。その壁内部結露対策として、室内側に防湿層を設け、壁内への水蒸気の侵入を防ぎ、かつ断熱材の外側には通気層を設け、水蒸気が侵入したとしても通気層を通り水蒸気を逃がすような壁構成にし結露対策を行います。
この壁内部結露は、断熱性能を上げれば上げるほど危険性を増すので、しっかりとした対策をしなければなりません。とても重要な事です!
通気見切はいつものJOTO通気見切りスリムタイプ。

写真3枚目
趣味の蕎麦打ち部屋。
そば打ち台の正面には大きな窓を設け、庭を眺めながら蕎麦打ちです!


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