配筋検査/house-SA

R4.11.10[木]晴れ

昨日[11.9]は、田園に建つ自然光の住まい
house-SAの配筋検査を行いました。

配筋の間隔、太さ、アンカーボルトの位置や埋込深さ、
設備配管用スリーブの鉄筋かぶり厚さなどを確認。
(スリーブ補強筋はまだ)

性能確保の一つ”耐震等級3″を得るのに1や2と大きく変わる部分の一つに基礎工事がある。
基礎には人通口や構造区画の大きさにより必要となる地中梁の存在が
手間や工事費には大きく影響してくる。

外注の構造計算者と一つの基礎梁が負担する範囲を考え、
基礎梁の量について検討してみた。
基礎人通口を減らす為、立上り基礎を連続させ、床下点検を増やしたり、
深基礎部分の範囲を減らす為、鉄筋量やスラブ厚を検討してみた。

結果、コンクリートや鉄筋の物量は抑える事に成功したが、
少々手間は増えたように感じる。

金額が増えた訳でも無く、
耐震等級3の確保には変わりないので成功例の一つ。

より良い方法を考え、進化する為に次回も考えながら設計を進めたいと思う。


[全景]


[人通口下部]


[ホールダウン15kN用D16アンカーボルト]
今回は、短埋め込み用アンカーボルトではなく、
一般アンカーボルト採用にて、
埋め込み長さを確保する為にベースコン打設前に先行設置。

昨日[11.9]も茨城県震源の大きな地震が有りましたね。
断熱性能と合わせて耐震等級も確保しましょう。


意匠と性能の両立した住まい…
創右衛門一級建築士事務所
https://souemon.net

 

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